
理事長 小口 正行
長野県では人口の4人に一人が高齢者となり、「25年後には3人に一人が高齢者」といわれています。また、家族や地域の絆が薄れ、地域社会の活力の低下やセイフティネットの崩壊が危惧されています。一方、介護認定を受けていない「元気な」高齢者が、本県では約85%を占め、団塊の世代の皆さんを含め、これから高齢者の活躍が期待されているところです。
長野県は、健康長寿県として有名ですが、これを将来にわたって維持していくには、たゆまない努力も必要です。多くの方々が、健康で、生きがいを持って毎日を暮らし、できる範囲で社会に参画してこれを支えていくことにより、一人ひとりの生活が豊かなものとなり、地域社会も、安心で温かく活力に満ちたものになると考えています。
本県では、昭和62年「活力ある高齢化社会を目指す懇談会」から、明るく豊かな高齢社会を創るための提言があり、その中の重要な項目として、「会員が自主的に参加し、自ら社会参加活動を行うことにより、自分の生きがい、健康づくりはもとより、豊かで活力ある高齢社会を創っていこう。」という「高齢者会議所」の構想がありました。
また、時を同じくして、国のゴールドプランに基づいた「明るい長寿社会づくり推進機構」の構想があり、この二つが相まって、平成元年5月、県、市町村、民間団体、個人の方々の出捐により、当センターは誕生しました。 以来、今年で創立20周年を迎える当センターでは、気運づくり、人づくり、仲間づくり、活動の場づくりを事業の4本柱として、活力ある高齢社会を創っていくための、気運の醸成、人材の養成、活動する仲間のネットワークや活動の基盤づくりなどに努めてきました。
これからも、常に時代の変化を捉え、県民の皆様の要請に応えるべく努力してまいります。よろしくご理解、ご協力を賜り、賛助会員としても当センターの事業にご参加くださいますようお願いいたします。
(平成20年4月)